18時30分
ホテル出発。クヒオ通りから2番バスに乗って、〈ドンキ〉へ。先ほどは、偵察だったけれど、今回は本腰を入れて買い物をする。やる気が違うから目付きも違い、アブナイ人になる。
まずは夕食の食材の調達。食材といっても、料理をするわけではないので、既製品を買うだけだ。ハワイの初日は、もうポキと決めていた。ここのところずっとそうだ。これと白いご飯があれば、天国だ。ただ、なんのポキにするか、というところでいつも激しく悩む。
ポキコーナーは、必ずといっていいほど、お客さんがいる。結構、人気なのである。
ショーケースのなかのポキは、多く減っているものと、さほどでないものがある。前の人が買っている間、今回もショーケースの前で悩んだ。通路でのたうち回るほど悩んで、醤油わさびのポキにすることにした。なぁ~んだ、芸のないって選択となった。いろんなポキがあって、見ていて楽しいのだけれど、いざ食べるとなると、オーソドックスなものとなる。
僕の順番になり、小さなハーフポンドを注文。200㌘ほどだ。蓋つきのカップに入れてくれるから、安心して持って帰れる。4.69ドル。約500円だ。グラム250円のマグロ、それも加工してくれているマグロだと思うと、なんて安いのだろう。
次は、ライス。これは、なにも味付けのない、ただのライス。売り場を見ると、2スクープのものは並んでいるのだけれど、1スクープのものがない。これは、なかで働いているおばさんに、一言お願いすれば、気持ちよく作ってくれる。これは、1ドルという安さ。これで、ポキ定食600円の完成。