お店もあって明るいサウス・キング通りだけれど、それがホノルル・スタジアム・パークに来ると、がらりと様子が変わる。公園は、ホームレスさんのテント村となっているのだ。
以前は、こんなことはなかったのに・・・いつからこんな状態になってしまったのだろう。前回、2016年のハワイ旅行で通った時には、やはりこのような有様で驚いた。
グーグルのストリート・ビューを見ると、2011年の映像では公園の端のほうにちょこっとテントが見えるだけ。それは、本当に控えめ。今、それは、真ん中に、どうどうと置かれている。大きな変化だ。2011年から2016年くらいの5年間に大きな変化があったのだろうか。リーマン・ショックは、2008年だから、だいぶ前のことになる。この先、このテントは増えていくのか減っていくのか。
公園から変な奇声が発せられるわけでもない。夫婦なのか家族なのか、そんな単位でテントを張っている人たちも見える。見ていてつらい。そんな公園の横を女性がひとりで歩いて行く。決して警戒しているようには見えないから、危険ではないのだろうけれど、横を歩くのは、「ちょっとなぁ」と思えてしまう。
いったいどうしてしまったのだろう、最近のハワイ。昔は、こんな光景は目の前に現れなかったのだけれど、近年の変わりようは、時代を表しているのか。あるいは、ただ隠れていたものが姿を現しただけなのか。