食後、忘れないうちに、ランドリーに洗濯物を回収しに行く作業に取りかかった。同じビル内とはいえ、ビールを飲んだあとに行くのは面倒だ。
カラッとした衣類にしたくてがんばってしまうのだけれど、できれば行きたくない。嗚呼、洗濯問題から逃れたい。みんなどうしているのだろうか。
幸いランドリールームには誰もおらず、洗濯物に再会。できることなら、正気の人に赤い顔で会いたくない。実は、ビール1本でも、顔、赤くなってしまう人で、3本は飲んだなと間違えられる損な体質です。合理的とか、経済的とか、そんな面もあるのでしょうが、「ずいぶん飲みやがったな」と思われるのは不本意でもある。飲み屋では、多く飲んだアイツに多めに払わせようか、などということにもなりかねない。
そそくさと洗濯物を持って部屋に戻る。明日は、もう洗濯はやめようかという誘惑を引き連れて。