朝食を摂りながら、今日と明日の予定を考えていた。
今日の予定は、たったひとつのトレッキング、マカプーだ。トレッキングというのがお恥ずかしいような場所で、どちらかといえば、小学生の遠足。
ただ、バスで行くというところが大問題で、意地の悪いことに、マカプーの前でバスが停まってくれないのである。「ちょっと寄ってくれればいいじゃなか」と思うのだけれど、「嫌だね」という状態なのだ。近くのバス停から歩くことになるのだけれど、そこだけが気がかりで、はたまた恐怖でもある。
以前もバスで行ったことがある。その時は、シーライフ・パークのバス停で降りてカラニアナオレ通りを歩くというルートを取った。今回は、ひとつ手前のバス停で降りて、同じカラニアナオレ通りを歩く。
バス停を変えたのは、以前のルートが、決してよいとは思えなかったからだ。その理由は、歩道にガードがないこと。車が走る横を歩くことになるのだ。同じ道を通ることになるとはいえ、何か違うのではないかという期待があった。そんな期待以上に、たいして変わらないだろうという予感も強いから、気が重いことになる。
まっ、それはもう諦めるとして、残る問題は最後の日の使い方。これがなかなか決まらない。