ダイヤモンドヘッドを過ぎれば、バスの車内は快適。ここから先は、のんびり過ごすことができる。ここが、同じような方角に行く22番との大きな違いだ。ハナウマに行かないだけ、恐ろしい混雑にあわないですむ。
しかし、22番と23番という1番違いのバス表示はやっかいだ。何度間違えて乗ってしまったことだろう。毎日のように乗っている人には、なんら問題ないのだろうけれど、こちらの人のように、何年かに1度乗るような人には、「どっちだったっけ?」ということになる。だいたいが、「遠くから見ると、同じ番号に見えるぞっ!」と、最近目が悪くなってきた人は思うのでありました。いっそ、22番と29番とか、まったく離れた番号にしてくれたほうがありがたい。
やがてバスは、カハラ・モールに到着。ここで降りる人も多い。ここを出発すると、バスはH1に入って行く。上りは、かなりの渋滞している。そんなノロノロの車を尻目に、こちら下りは快適に突っ走る。しかし・・・帰りはあちらの人になる。時間帯のせいでありますように。
23番は、ハワイ・カイ・タウンセンターから、22番とは違った道を歩む。22番は海側を、23番は山側を目指す。そして最後にはまた同じ道を走ることになる。違う道を歩む兄弟、あるいは別れた恋人や夫婦がまた再会するとか、そんな比喩はどうでしょうかね。