10時20分
頂上制覇。入り口から40分ほどの短いトレイルだ。坂を登って来たとはいえ、さほどしんどいものではない。マカプーに来るまでのカラニアナオレ通りのほうが、よほどつらかったと思えるくらいだ。
ラビット島がよく見える。これも、あまりにきれいすぎて絵はがきを見ているような非現実感がある。あまりに完璧すぎるのだ。そんな頂上でも写真を1枚、近くの男性に撮ってもらった。そんな記念品を、こまめに残しております。
ここでも鯨を探すけれど見えない。しばらく見つめていたけれど、とうとう諦めることになった。なかなか鯨に出会うのは難しいようだ。
頂上には、日本だったら絶対あるだろう売店はない。だからマカプー饅頭もないし、ペットボトルの水もなにもない。ついでに、トイレもない。こんな所でトイレがないというのは、日本人には不思議なのだけれど、こちらが発想を変えないといけないようだ。
自然や景観に対する取り組み方、すごいなぁと思わずにはいられない。そういえば、登って来る道には、展望台を除いて、柵やガードレールもない。日本だったら、絶対造ってしまうことだろう。