気がつくと、ハワイでフリー・ペーパーを手にしなくなりました。ワイキキを歩くことが少なくなったせいかもしれません。街角のフリーペーパー置き場も、少なくなったように思うのですが、さてどうなんでしょう。
以前、『ジャパニーズ・ビーチプレス』のことを書きましたが、昔、日本語で読める『アロハ・ストリート』も、充実した特集があり、貴重な存在でした。そのあか抜けた体裁は、これからの時代を予感させてくれるものでしたが、編集者が変わったせいか、あるときから内容ががらりと変化したように思います。
英語版の『BEST of O'ahu』も必ず手にしていました。これは英語版だから「読む」ではなく「見る」という存在で、これの良い点は、手のひらサイズの大きさで、クーポン券も沢山付いていたこと(昔は、もっといいクーポンが付いていたように思います)。これはまだあるのでしょうか。
このクーポン券、施設を利用したあとに、使えたことに気がつけば、胸が張り裂けそうになり、地団駄千回となる恐い存在でもあります。知らなきゃよかった、見なけりゃよかった、ということに。
よく考えてみれば、今までこのクーポン券にお世話になったのは、1回あったかなというレベル。そして、今やクーポン券が使えるようなお店には、決して近づかない私でありました。だから、フリー・ペーパーにも気がつかないのかもしれません。