今回、〈ロス〉で大きめの旅行鞄を買ったけど、ずっと「リュックひとつ」で旅をしたいと思い続けて、それを実行してきた。
大きな理由は、空港からすぐ活動できるからだけれど、愛読書だった『おじさんハワイひとり旅』(辻村裕治著・光文社刊)の辻村さんの旅のスタイル、バッグひとつで空港から市バスに乗る姿に憧れていたこともある。自分もと思い続け、苦心のすえ、やっと実現。
しかし、「リュックひとつ」は行きだけの姿で、物欲の強い自分の帰りは、真逆に荷物沢山という姿になる。「リュックひとつ」といいながら、そのリュックのなかには、大きなスポーツバッグが入っていたり、帰りにサムソナイトのバッグを何回も買っていた。リュックひとつで帰ってくるなんて無理なのだ。
そして、〝空港から即活動〟なんてやめようと思ったら、「大きな旅行鞄、いいじゃないか」ということになる。これからはこのサムソナイトが相棒だ。
ものを沢山詰め込めるバッグの威力、たまりません。デッカイ旅行鞄に、お土産を目一杯詰め込んで帰った昔に戻ろうっと。