ハワイ大好きおじさんの〈路地裏雑貨店〉

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』(北嶋茂)その後

 当店、最初は、「ハワイ路地裏探検隊」と称して、ハワイものを中心に並べていたのですが、仕入れに困り果て、菓子類や戯れ言、ボヤキや小言なども並べるようになりました。新品、中古品、珍品、パチモン、バッタもん・・・いろいろ取りそろえてございます。

激変のハワイに溶け込むかぁ〔2018年4月6日(金):ハワイ4日目 65〕

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〈ドッツ〉のサラダ(これだけ食ったわけじゃありませんぜ)

 もうハワイに来ないかもしれないと思うと、行きたい場所やお店の「制覇」が気になる。とはいえ、「制覇」はどんなときだって気になる事柄だ。

 「もうハワイに来ないかも」・・・日本にいると、なぜかいつもハワイのことを考えている。アラワイ運河を歩いている自分を想像するだけで胸キュン。サンスーシー・ビーチのベンチに座っているだけで極楽だ。ハワイを好きなのだけれど、その度合い、以前と違うように思えてならない。

 それは、ハワイの変化が激しすぎるせいかもしれない(それに自分の歳のせいも、ちょっと)。こんなこと、いつの時代にも起きていることだろうけれど、あのインターナショナル・マーケットさえなくしてしまう姿は、どうしても理解できない。
 そんな人に、娘は、あっさりと、「新しい施設は便利よ」と諭してくれた。なるほど、思い出のない世代には、そんなものなのだろう。僕らより先輩の世代には、もっとつらいハワイになっているのかもしれない。居心地のいい場所を見つけようっと。
 
 そんなモヤモヤも、ハワイに来たら、どんどん薄らいでいった。薄らいでいくと、「制覇」は不要かというと、そうでもない。また来るに違いない人にも「制覇」は楽しい。
 できれば、行ったお店や場所に「制覇シール」貼って歩きたい衝動は、千社札魂か、あるいは犬のマーキング行動か。