11時25分
22番バス到着。当然のことながら、混んでいる。がっかり。
日本人のおばさんと白人のおばさんのスマホ会話は、まだ続いていた。車内まで続く質問の内容は、いったいどんなことなのだろう。親切な人に出会えた日本人のおばさんは、さらにハワイが好きになったに違いない。旅の親切は、身にしみる。
バスのなかに、ランナーのような格好をした日本人のおじさんがいた。彼の電話の会話から「ハーフ・マラソン」という言葉が聞こえてきた。そんなものが、これから行われるのだろうか。ご苦労なことだ。これ、この時は、まったく気にならないことだったのだけれど、これが僕にも影響することになろうとは(詳しくはまた)、人生の糸はいろんなところで絡み合い、繋がっているらしい。そんなことも知らずの極楽トンボは、バスからの景色を楽しむ。トンボの頭に、「カイルアに家が持てたらなぁ~」という超巨大な妄想がキラキラ。ああ、これは夢にもならない。ハワイ島の溶岩付近なら、どうなんでしょうね。