さて、前回の続きです。ふたつ目の疑問、「最初にハワイを訪れた日本人は?」についてです。
まずすぐ頭に浮かぶのは、あのジョン・万次郎さんではないでしょうか。彼がハワイを訪れたのは(観光みたいな表現ですが)、1841年11月。つまり今年は、万次郎さん到着180周年ということになり、お店なら、180周年セールとかもできたことでしょう。
しかし、どうやら彼らが初めてではないようで、ハワイ州のHPには、「それ以前に漂流民がハワイに上陸しています。記録に残る最初は、カメハメハ大王がハワイ島からオアフ島までを統一した後の1806年のこと。漂流した安芸の稲若丸の8名が米国の捕鯨船に救助されホノルルに運ばれています。1832年には越後早川村の難破船が、オアフ島の西南端、現在のバーバーズポイントにたどり着き4名が救助されました。そして、マサチューセッツ州ナンタケット島の捕鯨船ジェームスローパー号に助けられて1839年にハワイ島ヒロに着いた富山の運搬船、長者丸」とあります。万次郎さんよりもっと前にハワイに到着していた日本人がいたのです。
残念ながら、まだアロハシャツはありませんから、ちょんまげにアロハシャツという姿で、ハワイ観光とはいかなかったことでしょう。私が大好きな、コリアンBBQとかも、食べられなかったのでしょうね。
続きはまた。