モンサラット通りにある、〈ボガーツ〉。外から見える、明るい雰囲気が好きだったカフェです。地元の人の利用が多いようで、狭い店内はいつも混雑。ひとりでのんびりできないとわかってから、足が遠のきました。
それでも、「たまには行ってみるか」となった2016年。到着したのは、7時45分で朝食です。
開放的な外の席はあいていないことが多く、この日も店内でということに。入ってから、さて、何を食べようかと店内の大きなメニュー看板と対峙。来る途中も考えていたのですが、決められずに着いてしまったのです。
店の周りを5周ほどしてから入るべきだったと深く反省・・・している場合じゃない。「オラオラ」といわれる前に、無難で、ここで食べたことのない、パンケーキに決定。
注文を終え、あいている日本人カップルの隣のテーブルに着地。カップルの横なんか嫌だなぁと思いながらも、彼らが食べているものを、「それ、なんですか」とズカズカ立ち入ると、「アサイボールとママズ・フライドライス」とのこと。ついでに、「うまいですか」と押しこむと、「おいしいですよ」と幸わせそうな返事が返ってきた。ウーン、ママズ・フライドライスってのもよかったなと早くも後悔。
見渡すと、店内の半分以上が、日本人のよう。以前は、こんな光景はなかったのだけど・・・、時代は変わったと深く認識することになりました。
あっ、パンケーキは、普通においしくいただきました。疑問に思ったのは、メープル・シロップが付いていなかったこと。どこかに置いてあったのか、面倒なので聞かずに食事終了。
メープルがないと、パンケーキは、バサバサしてつらいということがわかった、カフェの朝。