ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』(北嶋茂)その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。そんな軽い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバス。そんなことだけが隊員規則かもしれません。ハワイ話を中心に、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。

道路の白線を見ると

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マカプーに向かう道

 当たり前のことながら、道路には、いくつもの白線が引かれています。オートバイで走っていると、その白線の上を、ずっと走らせたい衝動に駆られます。

 なぜか? オートバイ免許の教習に、「一本橋」という項目があったのが原因です。

 教習には、高さ5㎝、幅30㎝、長さ15メートルの鉄板の上を落ちずに走行するというムリ筋が添えられています。多くの人が、ここで落ちて、人生に落胆することになります。

 実生活で、そんな危険な橋をバイクで渡るなんてありえないのに、教えてくれるのです。それは親切というより、営業上の企みではないか、と思えるほどです。
 
 卒業試験にも一本橋は組み込まれ、落ちると、すべてがパーになるという恐ろしい存在です。つまり、橋を落ちると試験にも落ち、気分も落ち、さらにおカネも落ち、地獄に落ちることになります。

 もちろん、私もこの「一本橋」が大の苦手でした。成功は、2~3割程度。それがなぜか卒業試験では落ちなかったのですが、5秒以上かけて通過しなければいけないところを4秒で通過したとのことで1点減点。「1秒くらいいいじゃないか、人間だもの」と思えますし、逆に、速く渡ったら褒めてほしいくらいです。

 そんな苦い経験から、道に引いてある白線を見ると、試しにその上を走行してみたくなるのです。まさにトラウマ。

 これが高じると、歩いていても、白線の上を歩きたくなるのかもしれません。やがて歳を重ね、白線の上をうまく歩くことができず、落ちたら元に戻ってやり直し。いつまで経っても前に進めない、白線上の老人。見かけたら、優しく接してあげましょうね。