前回からの続きです。
カイヴァリッジ・トレイルの入り口と思える場所まで来て躊躇したのは、「入っていいのかなぁ」と思えたことです。はたしてこの先はカイヴァリッジ・トレイルとなるのだろうか、と思えるようなものでもありました。横には、ゴルフ場の門が見えます。
それでも行くっきゃないということで進むと、草をかき分け(といっても道とわかるものはあるのですが)、いくら進めども人とは遭遇しないという、「こりゃ、やばいか」と思えるものでした。真っ昼間とはいえ、アブナイ人が待っていたら、「そりゃ、困るなぁ」と思いながらビクビク前進。
そんな不安いっぱいで進むと、なんとか山の上に出ることが。そして遠くを見れば小さな人影も。このときの安堵感は、今でも忘れることができません。
途中、誰とも会わなかったということは、正式な入口から入った人も、こちらまでは来ないということなのでしょう。
あとは、ルート通りに歩みましたが、途中、親切なハイカーから「水は持っているの?」と聞かれたのは、相当、疲労感がにじみ出ていたのかもしれません。
人とは違うことがしたいというアナタには、ピッタリのコースかもしれません。ただ、人がいないので、危険かなと思いますし、わざわざ逆コースを取る必要もないでしょう。