ズボンの前を押さえながら(本当は押さえてません)、ショッピング・モールのトイレに向かった。トランジット・センターでムダな時間を使ってしまったのが腹立たしい。最初から、こっちに来ればよかったのだ。
前述のように、ここのトイレは、男女共用で使用中であることが多い。昔、カギがあるのかと思い、近くのお弁当屋さんで尋ね、閉まっている時は、誰かが入っているのだとおしえてもらった。なるほど、そりゃそうだ。
カギ有り方式で閉まってるのか、誰かが入ってる方式で閉まってるのか、悩み多きハワイのトイレ。トイレは犯罪の温床になることが多いから、一概に、オープンのトイレがいいといえないのが困りもの。それはともかく、今回は、運良く空いていて、セーフ。
考えてみれば、自分が住む町だって、そう簡単にトイレはない。多くの観光客が来る所ならまだしも、普通の人が暮らす町に、公共のトイレを求めるのは無理なのだろう。自己防衛するっきゃない。じゃあ、どうやって自己防衛するか。レストランにかけこむか、犬のふりをして電信柱に走るか、お漏らししてしまうか。あるいは、オ・ム・ツ。さあ、どの方法がいいでしょうね。