荷物の整理が終わったら、JALのカウンターに行って、780便(20時40分発)への登場手続きだ。なぜか、このカウンター前が緊張する。美人を前に緊張してしまうのか。それもあるけれど、それだけではないように思われる。まあ、ラーメン屋さんのカウンターでも緊張するから、ただのあがり症なのだろう。
カウンターは、まだまだ早いせいか、お客は少ない。さっそく列に並び、順番を待つ。お客が少ないということは、すぐに自分の番となり、おずおずと優しそうなおねぇさん(ことと次第では、怖いおねぇさんになるだろう)の前に立つ。そして、金切り声をあげて登場の手続きを行った。
緊張で顔がこわばっていないといいな、緊張で命令口調になっていないといいな、と頭の片隅で思う。おねさんの顔を見ると、変化はなかったから、セーフだったようだ。支障なく、発券手続きは終了。席は、56H、通路側だ。
さあ、これであらゆる難関を突破したことになる。あとは、あの探知機関係だけだけれど、これはちょっと用心すれば問題ない。ということでひと安心、放心状態となる。