ガラスが好きです。といっても、窓ガラスに顔をくっつけたり、ガラス・コップをかじったりするわけではありません。ただ、古い窓ガラスやステンドグラスの〝ゆがみ〟を見ると、手作りのぬくもりを感じ、思わず触ってみたくなります。昔の氷コップなども、見ているだけでゾクゾクしてしまいます。
仕事でガレやドーム、ワルターなどに触れたのがきっかけかもしれません。残念ながら、あれを買う勇気とお財布はありません。
さて、ガラス器を自分で作れることがわかり、師匠の門を叩きました。師匠は、横浜市の南区で、「アトリエMONO」を運営されています。以前、テレビでも放映されていましたから、見たかたもいるかもしれません。
技法は、吹きガラスではなく、パート・ド・ヴェール技法。粉のガラスから成形します。粘土での原形作り、石膏で型作り、焼成、磨きあげ。そんな楽しい作業行程が必要で、そのほかに「やるぞっ」という気合いが必要でもあります。で、最近、その気合いがでなくって・・・。