マカプー饅頭もないから、ひと通り頂上からの景色を見たら、ほかにやることがない。なんか物足りない感がある。なにが物足りないのか・・・体力もありあまっているし、もうひと押ししたい感があるのだ。さらに進みたいけれど、これ以上は進めないもどかしさ。そんな欲求不満が残る。
マカプーは、頂上からの眺めもよいのだけれど、ただ頂上を目的にする所ではなく、その途中の景色を楽しむ場所だ。そうそう、水は1本必需品。
これ以上ここにいても仕方ないと思えた頃、もったいないけれど、下山を決意。
下り道でも所々で止まっては、海のほうに目を凝らして鯨を探す。しかし、いない。それを繰り返していくと、いつの間にか下にたどり着くことになる。鯨を見るツアーは、きっとこれからも続くのだろう。一度、はっきり見てみたい、鯨。お肉じゃなくって、ちゃんと生きているその姿。