少し時間があいてしまいましたが、コロワル・トレイルの続きです。
分岐点を右に曲がってトレイルをスタートすると、行けども行けども木々のあいだを歩いていてることになります。そこでふと、また、よく歩いた鎌倉湖畔を思いだしました。「わざわざハワイまで来て、鎌倉湖畔を歩いているのと同じ気分じゃなぁ~」と思えたのです。まあ同じ自然相手ですから、同じような気持ちを抱くのはいたしかたないのですが、景色が木々だけだとハワイにいる気分になれないのかもしれません。
そんなルートはやがて急勾配に。猿でもなければあがれないだろうと思いながらも意地で登る。そしてやがてちょっと開けた場所に出て、森林の外を見ることができたときは、なんとほっとしたことか。
休んでいると、上からちゃんとした装備姿の白人の男女が降りてきました。あとにも先にも、出会ったのはこのふたりだけ。
こうしたお山は、頂上をめざして歩くわけですが、行けども行けどもそれらしきものが見当たらずの急勾配。せっかく登ってきたのですが、「これ以上行っても、頂上はないことにしよう」と決めて降りることにしました。
どれほどの距離を歩いたかわかりませんが、このルートはけっこう先まで続いているようで、戻ることも考えると、「まあ、今回はこのへんで許したるわ」ということにしたのです。ということで、2時間に満たないトレイル完成。
同じ入口にある、パウピア・トレイルとコロワル・トレイルですが、左に行けば極楽(パウピア)、右に行けば地獄的なルート(コロワル)だったように思います。迷ったら、左側!!