ちょっと歩いて、〈ドンキ〉到着。「ああ、家に帰ってきたみたいだな」、と安心感をもらえるお店である。
〈ドンキ〉もスリフトショップのように、いつ来ても何も変わっていないのがいい。少しはきれいにしてもいいと思えるけれど、なにもしない。昔通り雑然としている。こんな雑然さも、大きく変化するハワイでは貴重な存在だ。どうかピッカピカにしないでおくれ、と祈らないではいられない。
ここでも、今、買い物をしてしまうといけないので、ただのチェックだけとなる。商品の配置も以前とまったく変わっていない。どこに行けば、なにがあるかわかることは、旅行者にはなんて素晴らしいのだろう。
実は、ここには、またあとで来るつもりだ。なにをしていても、時間通りにコンドに着くことが思い出され、ゆっくりしていられないのだ。だから、またあとで、ということになる。そんな状態の時間を使うなら、いっそ一番でコンドに行っておいたほうがよかったということになる。なるほど、そういう手もあったっけ、と今ごろ思う。