ハワイ大好きおじさんの〈路地裏雑貨店〉

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』(北嶋茂)その後

 当店、最初は、「ハワイ路地裏探検隊」と称して、ハワイものを中心に並べていたのですが、仕入れに困り果て、菓子類や戯れ言、ボヤキや小言なども並べるようになりました。新品、中古品、珍品、パチモン、バッタもん・・・いろいろ取りそろえてございます。

〈Sprout(スプラウト)〉〔2018年4月4日(水):2日目 23〕

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〈スプラウト〉


 気になるお店は、古いビルの1階にある小さなお店だ。一面ガラス張りの窓には、サンドイッチハウスと書いてある。店の名は、〈Sprout(スプラウト)〉。窓側に数席あるようで、食べている人の姿が見える。レジの前には人が並んでいるから、人気なのだろう。

 小さな店だから店で食べるのは難しそうだ。となると、テイク・アウトとなり、車がないと、どこで食べりゃいいんだい問題が発生する。席が空いている時ねらい、となると旅人には使うのが難しい。サンドイッチ、大好きなのだけれどなぁ~。サンドイッチにビールという組み合わせを考えると、ヨダレが出てきそうだ。

 お店のことをネットで調べると、ハワイの野菜を使い、その場で作ってくれるのが特徴らしい。値段は、10ドル前後。ネットで予約ができるようだ。いつからあるのか調べると、どうやら2015年かと思われるのだけれど、間違っていたらごめんなさい。
 で、「スプラウト」って何だ? ということになるのだけれど、かいわれのような発芽野菜のことのようだ。知らなかった。なるほどお店のマークになっている。
 ということで、店外からのリサーチでした。
 
 〈Sprout〉を見てから、この辺を歩いてみることにした。つまり、バス停から離れて行くことに。

 ここはまだワイキキやダウンタウンのように開発が行われていない、人々の生活のぬくもりを感じられる場所である。大きな店はないけれど、一つひとつのお店は、キラキラ光っているようだ。
 とはいえ、おいしかった〈ビクトリア・イン〉がなくなってしまったり、小さな果物屋さんがなくなったり、ジワジワと変化が起こりつつある。このくらいは仕方のない範囲なのだろう……けど、つらい。