20時30分頃
ホテル到着。すぐに食事をしたいところだけれど、まずはシャワー。そして、いつもの洗濯。さらに、ランドリー・ルームという一連の流れ作業を今日も行うことにした。「今更ランドリーじゃねぇだろ、腹が先だろ」という自分もいたけれど、ムチ打って決行。
ランドリー・ルームに行くと、今日は、昨日までの「Tシャツ・多忙」の彼はおらず、華奢な白人女性(ちなみに美人ではありませんでしたが、感じよし)がひとり、衣類の折りたたみ作業にいそしんでいた。もしかしたら、今日は空いているかもしれない、という期待に胸膨らむ。
さっそく、空いている乾燥機を探す。しかし、空いていそうなのが見つからない。すると、女性が僕に声をかけてくれた。空いている洗濯機を教えてくれたのだ。
乾燥機だけを使いたいことを伝えると、ちょっと不思議な顔をして、「それなら、これをお使いなさい」と空いている乾燥機も教えてくれた。自分が使っていたヤツだろうか、諦めかけていたので助かった。
操作の仕方知ってんだから、という顔をしながら、慣れた手つき風に1時間の設定をした。つまみを回すだけなのに、慣れた手つきもないのだけれど……。
まだ衣類をたたんでいる女性にお礼をいって退出。1時間後が楽しみだ。乾燥機、万歳!
考えてみると、ランドリー・ルームに行くと、誰かしらに会え、話すきっかけができるようだ。そんな場としてのランドリー・ルームは、都会では貴重な存在なのかもしれない。嫌な人に会う可能性もあるけれど、いい人に会う可能性のほうに望みをかけましょう。それにしても、ずっとここに住んでいられたらなぁ。