〈スタバ〉まで来て、店内を覗くと、なんと混んでいた。どうやら空いている席はなさそうだ。ここも、地元の人で混んでいることが多い。
作戦変更、この先の〈タイムス〉の〈スタバ〉に向かうことにした。以前も利用したけれど、あそこなら、きっと空いているだろう。スーパーのなかで、さほど雰囲気よくないし。まっ、ついでに〈タイムス〉も味わえるからよしとしよう。
〈スタバ〉からカパフル通りを北上すると、西側に道に沿った三角地帯がある。そこに特徴ある丸い壁面のビルがあるのだけれど、そこが、空き屋になっていて、貸し家の張り紙が貼られていた。
建物は、きれいに改装され、以前の古びたイメージはなくなっている。取り壊されていないだけいいのだけれど、こうした空きスペースが出てくると、この辺がさびれていくようで残念だ。
以前は、なんのお店だったのか……、確か、ごちゃごちゃしたアンティーク屋さんだったはずた(アンティーク屋さんは、みんなごちゃごちゃしていたっけ)。一度だけ入ったように記憶しているけれど、僕にはちょっと敷居が高かった。
調べると、店の名前は、〈ペギーズ・ピックス〉。やはり、アンティークや雑貨を扱うお店だった。またひとつ、消えてしまった寂しさ。