バス停からマカプーまで行く道は、ふた通りあると思ってやって来た。ひとつは素直にカラニアナオレ通りを歩く方法。そしてもうひとつは、海側の砂浜方面の道を歩く方法。できれば自動車が通らない所を歩きたい。
グーグルのストリート・ビューで下見しておいた海側に降りて行くルートを見てみると、ものすごい草木で覆われていて先が見えない。これでは、とても行けそうにないことがわかった。
現実とストリート・ビューとは大違い。となると、カラニアナオレ通りを歩くしかないようだ。繰り返しになるが、車がビュンビュン通る道を歩くのかと思うと気が重い。だいたい「カラニアナオレ」なんてかわいい名前が付いているけれど、元をたどればH1ということになる。つまりH1を歩いていることにもなり、そう思うと、恐さ百倍、スリル満点。喜んでいいのか、わるいのか。
途中で、海側に降りられる所があれば、下に降りて行くことにする。