13時35分
〈グッドウィル〉を出て、しばらくカイムキ地区をウロウロしてから〈コーヒー・トーク〉に入った。喉も渇いたので、コーヒータイムだ。
しばらくご無沙汰していたこのお店、できれば入って、コーヒーしたい店である。ここは、地元の人のたまり場なのだろうけれど、店内が広いせいか、排他的ではない。そして、いつまでも、ひとりでもくつろぐことができる数少ないお店だ。キラキラした装飾なし、大声の奇声なし、いたってアナログ。古きよき、昔風の喫茶店なのである。つまり、スタバしていない方向にある。
レジでは、たかが一杯のコーヒーの注文が通じないで、2回も英語(たかだか、「コーヒー」という単語なんですがね)をしゃべらされた。こうして、英語恐怖症は深まっていく。さらには、向こうが発した値段が聞き取れず、レジの表示を見る羽目になった。「ああ、自己嫌悪」ということになるが、こうしたときは、英語のわかる店員さんを配してもらいたいと思うようにしている。
ただ、ここのレジの周辺は、ワイキキ方面のようなピリピリした緊張感はなく、何回間違っても、何回聞き取れなくってもOKみたいな、ゆるやかな空気が流れている。そんな店員さん達なのである。だから、心配要らない。もう2~3回間違えたって、もう4~5回聞き取れなくたって・・・店員さんは怒らないに違いない・・・と思うけど、やってみる度胸はない。