ハワイ大好きおじさんの〈ハワイ路地裏探検隊〉

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』(北嶋茂)その後

ハワイ路地裏探検隊・・・といっても、時々、カラカウア通り歩きます。怖いから、ビルの谷間や暗い夜道は歩きません。そして、「隊」と名付けていますが、群れません。そんな軽い路地裏探検隊ですが、確かなのは、高級レストランや高級ホテルには出没しないこと。そして、移動は徒歩とバス。そんなことだけが隊員規則かもしれません。ハワイ話を中心に、日常のたわいもないこと(10円拾ったとか)を綴ります。

バス停

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カフクのシュガー・ミル前のバス停(2010)

 ハワイのバス停。ここもバスの車内と同じくらいに、刺激的な場所だといえるでしょう。バス待ちのあいだ、ボォッとしていると、いろんな劇が始ります。

 クヒオ通りのバス停で、やたら道を歩く人に声をかける困ったオジサン。その近くに座ってしまい、仲間と思われないようにしていた私。チャイナタウンのバス停では、「いい靴だね」と褒めてくれたオジサンの靴を見ると、だいぶお疲れ。夜のカイルアのバス停では、ひとり旅のオバサンに出会い、その会話の量に疲れましたが、まっ、こんなこともバス停でないと起こりませんからよい経験でした。

 写真は、カフクのシュガー・ミル前のバス停。初めての「ひとりハワイ」で、あこがれのガーリック・シュリンプを食べにここまで。着いたのが遅かったこともあり、食べ終わって気づいたら真っ暗に。一緒に食べていた仲間(名前も知りませんが)は、みんな車で帰り、ひとりぼっちでバス停に。

 バスはなかなかやって来ず、もしかして、最終バスは行ってしまったのかと思ったのは、ちゃんと調べて来なかったから。今思えば、暗いだけで、たいして遅い時間ではなかったのです。

 バス停のベンチで泣きそうになりながら、ここのバス停で泊まる場合、寒いだろうか、追い剥ぎ君は来ないだろうか、と真剣に考える。
 タクシーなんて通るわけがありませんが、それにもかかわらず、ノースからワイキキまで、タクシー代はいくらかかるんだろうと、財布とともにその恐怖におびえる。ここで寝る恐怖とタクシー代の恐怖を天秤に乗せ、恐怖は増すばかり。遠くの灯りのついている家に助けを求めに行こうかと、真剣に悩んだバス停です。

 あのとき、遠くからバスがやって来るのが見えた喜びは、今でも忘れられません。ここが、そんな由緒あるバス停だなんて、誰も知るはずがないのが残念。