ハワイ大好きおじさんの〈路地裏雑貨店〉

『ハワイ大好きおじさんのアロハ!最後のわがままひとり旅』(北嶋茂)その後

 当店、最初は、「ハワイ路地裏探検隊」と称して、ハワイものを中心に並べていたのですが、仕入れに困り果て、菓子類や戯れ言、ボヤキや小言なども並べるようになりました。新品、中古品、珍品、パチモン、バッタもん・・・いろいろ取りそろえてございます。

〈Times〉のプレート・ランチ(その2)

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〈Times〉のプレート・ランチ

 前回の続きです。

 〈Times〉の店内に突入したのは、12時を少し過ぎた頃。まさにランチ時。

 脇目も振らずに、プレート・ランチのコーナーを探すと、店内の一画に、長蛇の列(かなり脚色)ができていて、すぐに場所は判明。列の最後尾に並びながら、はるか前方のメニュー看板を見ると、めざす「ステーキ」の文字が見当たらない。いろいろ事情があるのだろうということで、似ている「テリヤキ・ステーキ」、8.49ドル(2016年)を注文することに。
 
 テリヤキのほかに3品おかずを選べるシステムで、「え~と、エ~ト、え~と」と冷や汗をかきながら迷って、野菜、ブラウン・ライス、紫イモを選んだ。「どうだっ!」と威張っている暇はなく、さっさっとレジへと流されていく。

 支払いに並んでいるときに、ショーケースに、おいしそうな肉のかたまりがあるのが気になった。前にいるおにぃさんに、聞いてみると、スペアリブとのこと。「あっ、スペアリブにすればよかった」と瞬時に後悔することに。実にうまそうなのだ。そういえば、スペアリブを注文している人が多かったっけ。次回は、迷わずスペアリブ。
 
 作ってもらった、アツアツのプレートを持って、店の駐車場にある小さなテーブルで食べました。もちろん、おいしかったです。この量でこの値段。迷わず、〈Times〉に行くっきゃないでしょう。

 あとで知ったのですが、お店それぞれ、プレートの種類は違っているようで、木曜日のステーキ・プレートは、ベレタニア店での開催。ということで、このカイムキ店では、取り扱っていないのでした。
 店では、それぞれ毎日日替わりのプレートを用意していて、なかでもベレタニア店のステーキは、話題のようです。たぶん、カイムキ店は、スペアリブなのでしょう。

 「木曜日、〈Times〉、ベレタニア店」と覚えておきましょうね。

〈Times〉のプレート・ランチ(その1)

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〈Times〉 駐車場でお肉を焼く煙~~~

 ハワイの情報誌で知ったのだと思いますが、スーパー〈Times〉の、木曜日の日替わりプレート・ランチのステーキはステキという情報を知って、奮い立ったのは、2016年の旅のことでした。「ついでに」ではなく、「確信を持って」、木曜日に〈Times〉に現れました。

 行ったお店は、カイムキ地区にある店舗。普段はこの上の階にある〈ロングス〉しか行かないのですが、この日、久々にお店に向いました。ちょっとひなびた感のある、リラックスできるお店です(今は、どうなんでしょうね)。

 店に着くと、さっそく目に入ったのは、駐車場でお肉を焼いている姿。これから私が食べる、プレート・ランチのヤツに違いありません。この時、「そういえば、ベレタニア店でもこんなことをやっていたな」という記憶がよみがえりました。その当時、駐車場で何をやってるんだろうと不思議に思ったのですが、やっとその事情を悟りました。

 肉を焼く香ばしい香りが辺りに漂っています。日本の焼き鳥屋さんの煙効果と同じです。ついつい引き込まれてしまう人も多いことでしょう。私も、引き込まれるように店内に。
 続きます。

Hawaiian Host & Mauna Loa

 

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袋入り Hawaiian Host & Muna Loa 

 ハワイ土産といえば、もちろん、あの箱に入ったマカデミア・ナッツのチョコ。空間いっぱいの箱のなかに、ちょこっとのチョコがちょこっと偉そうに座っている、あのチョコ。

 まるで空気を運んでいるような箱ですが、それでもどうしても買ってしまいます。
 今や、そんな義理的土産チョコから解放された身とはいえ、必ず数個は必要としますから、やはりたいした存在です。

 でも、自分用(自宅用か)には、袋詰めを沢山購入。これは空間のムダがなくって大好きです。ハワイでも、おやつにこのふたつを手元に置いて、いつもバリバリ。ああ、懐かしいなぁ~。

ニューヨーカーは食っているのか

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Newyork perfect cheese

 デパートに、もう1年以上行ってません。コロちゃんのせいで、「まっ、行かなくってもいいかっ」となっています。昔は、なぜか毎日行っていたのですが、あれは楽しくなかったな。

 そんな父親に代わって子どもが買ってきてくれるのが、本日の写真の「Newyork Perfect Cheese」。おいしいです。行列もあるらしいですが、見たことないです。

 で、「ほうー、ニューヨーク人は、さすがにいいもの食っているんだな」と、ネットでこのお菓子を調べると、2017年に東京駅構内で発売と。ウン?

 販売は、株式会社かみなり舎。ウン? ニューヨークっぽい会社が販売しているのかと思ったら、なんと和的な。なんでも外国人を含むチーズのプロの監修だとか。
 ということで、ニューヨーカーが歩きながら食っているわけではなさそうですが、まっ、おいしいからいいか・・・。しかし、なんだかモゾモゾするから・・・「かみなり小僧」、なんて名前はどうでしょうかね。

カントリー・マーム (チョコまみれ )

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カントリー・マーム(チョコまみれ)の個装

 たわいもない話で恐縮ですが・・・。

 先日、「外装が地味だ」と書いた、カントリー・マームのチョコまみれ。外のパッケージは、暗い感じですが、なかの一つひとつの個装は、よく見れば、それなりにハジケテいるのですね。そんなことに気がついたのは、食べ終わってから。袋なんか見ずに食べてる自分がコワイ。

ワヒアワ(その4)〈シゲズ・サイミン〉

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まるで日本の食堂みたいな、〈シゲズ・サイミン〉

  ワヒアワで、気になるお店のひとつに、〈シゲズ・サイミン〉があります。

 サイミンは、〈ジッピーズ〉で食べたことがありましたが、出会いの印象は「あんなもん」という、失礼なものでした。それがどうしてまた「サイミン食べに」ということになりますが、それは情報誌の影響で、いわく「サイミンと、ハンバーガーなどを一緒に食べるのがロコの食べ方」と。そうか、サイミン単品では、本来の食べ方ではなかったのだ。ということになったのです。

 めずらしく地図で調べて行った、〈シゲズ・サイミン〉。店内は、場所柄のせいか、食べ物柄のせいか、ほとんどがアジア系の人ばかり。なんだかほっとする雰囲気です。そして、席に着くと、まずは水を持ってきてくれたのも高得点。メニューも日本語があり、天国そのもの。周りを詳細に見なければ、日本の食堂にいるみたいです。

 もちろん選んだのは、サイミンとハンバーガー。ものがものだけに、さほど大きな感動はありませんが、無事、おいしく食べ終わりました。ずっと生き残っているお店とその料理、やはり大きな理由があるようです。
 
 2016年当時のお値段は、サイミン、5.75ドル。ハンバーガー、3.25ドル。合わせて、9ドルという安さでしたが、今のハワイはどうなっているのでしょうねぇ。

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メニュー(2016)

 

ワヒアワ(その3) 食事〈ドッツ〉

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ドッツ〉店内とメニュー(2013)

 ワヒアワでの食事は、やはり、〈マウイ・マイク〉。ですが、あの行列を考えると、「ちょっともう」、という気持ちになってます。「ケンタだっていいじゃないか、ニワトリだもの」と、そんな方向に。

 一度行って、二度はないと思ってしまった〈ドッツ〉は、なんて自分は浅はかだったのかと、毎晩枕を濡らし、ベッドを叩いています。

 ここのお店のよさは、いろんなところに出ているとおり。日系人の集いの場のような店内のあたたかな雰囲気、日系のおばちゃん店員さん、丁寧な料理などなど。また行くべきお店だったことは、ずっとあとになって気づいたのです。お粗末君。それが、閉店だなんて・・・。

 あの雰囲気をあじわえただけでもよかった、と思うしかありませんが、〝復活〟を期待していたりしています。

 そして、もう一店、気になるお店が・・・。続きます。

 

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ハンバーグ、と書く必要はないか。

 

カントリーマーム、その極限

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チョコまみれのカントリーマーム

 子どもが買ってきたカントリー・マームの「チョコまみれ」。こんなものが出ていたとは、ビックリ。

 「しかし、地味なパッケージだなぁ」、と思いながらも食べると、なるほど、コレ、おいしい。パク、もうひとつパク、もう一個だけパク。と3個立て続けの官能の世界に。

 しかし、カントリーマーム、昔より小さくなったなぁ~~。そういえば、キットカットも・・・。「気のせいですよ」とささやく、その極限はどこまでなんでしょうね。

ワヒアワ(その2) ウイルソン湖のお犬様

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ワヒアワ西側の住宅街

 ワヒアワの町を縦断するカメハメハ・ハイウェイ。その西側は、静かな住宅街が広がります。そんな住宅街を、ヒーリング・ストーンがあった場所(移設)を見たくてフラフラしたことがあります。

 お寺もあり、日系人が多く住むワヒアワ。住宅も、ちょっと日本的な雰囲気を感じるものもあるようです。住宅街は、ウィルソン湖という細長い湖に囲まれているのですが、川かと思えるような変わった形をしています。調べると、どうやらパイナップル畑の灌漑用に造られた人造湖らしいです。こんな所に釣りをしに現れる日本人もいるようですから、なんとも驚きです。

 この地区は、治安のためか、犬を飼っている家が多く、歩いていていると、行く先々で犬に吠えられていることに気づきました。それはまるで、「次、そっち行ったぞぉ~」という連携プレイ。そのため、いつの間にか負われる身のような気分となり、「早くここから逃げ出したい」一心に。抜け出たときには、もう披露困憊でした。犬好きのかたには、理想郷かもしれません。ぜひ一度。

 ということで、ヒーリング・ストーンがあった場所は(よく調べて行かなかったこともあり)、見ることができず、ただ犬に吠えられに行っただけということに。やっと今、お石様の場所を確認し、「あんな所にねぇ」と、つぶやいています。たぶん、もう、きっと、絶対、探しに行かないことでしょう。

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ワヒアワの橋の上から

 

ワヒアワ(その1)

 

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ワヒアワのアンティーク・ショップ(2005)

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〈Tamu's's〉

 ハワイに行くと、ワヒアワの町に必ず行くようになりました。

 理由の第一は、ワイキキ周辺にはない、ひなびた街並みがほっとすること。そして、食事が楽しいこと、〈グッドウィル〉と〈サルベーション・アーミィ〉の両方があるという天国のような町であること。さらには〈カモフラージュ〉というミリタリー・ショップも。また、日系スーパー〈タムラ〉もおもしろい存在です。まだまだ他の理由もあるようでムズムズしますが、とりあえずこのくらい。昔は、古いビンを扱うアンティーク・ショップも魅力的だったのですが、どうやらなくなってしまったようです。

 たったひとつ困ることは、トイレ(知っているのは、SCのトイレだけ)。食事をすれば問題ないでしょうが、これさえクリアできれば、完璧なのですが。

 続きます。