いつものサンスーシー・ビーチのベンチに座って、ワイキキ側を見ると、そこに現れるのは「The War Memorial」。もうビーチの風景の一部と化した存在です。
その名称にちょっと抵抗があったのですが、調べれば、「第一次世界大戦に従軍したハワイの10,000人の市民を称えるため」(National Trust for Historic Preservation)とありますから、犠牲者への弔いの意味があるようです。
そんな建物が、急に気になったのは、デューク・カハナモクが泳いだプールがあることを知ってから。それまでは、壁の向こうにプールがあることすら、気になりませんでした。
1927年に建てられたといいますから、すでに100年近く前の建造物。横の壁まで行って、海水プールを見ると、なんと荒れ果てていることか。ここの保存については、二転三転して、2019年に、取り壊しは避けられる見通しがたったようですが、まだ費用の問題が立ちはだかっているらしいです。現状、建物横にあるトイレが、たいへん便利。